住宅ローンの金利の種類は「変動金利」と「固定金利」の2種類です。
変動金利」は半年に1回金利が見直され、金利が上がれば返済額が増えます。
しかし金利の中では一番低く設定されています。
固定金利は決められた期間において金利が固定できるローンで、フラット35は 全期間固定で銀行系では3年、5年、10年の短期固定もあります。
変動 50.4%、全固定12.6%、短期固定36.9%
固定金利10年の場合、福岡銀行を例にとれば金利は当初1.15%です。 (2019年6月)
10年たって基準金利が変らないとすると、
10年固定の基準金利2.7% マイナス1%=1.7% が次の金利です。
フラット35の一般の金利が1.29%だから、ここより10年固定が高くなります。
3000万 35年ローン 支払い 総額 シュミレーション
ローンの種類 金利 % 月 支払額 支払い総額 差額
福岡銀行変動金利 0.975 84,336 3542万 ±0
福岡銀行10年固定(10年、11年~35年)
1.15~1.7 86,800~92,612 3820万 -278万
フラット35 1.29 88,800 3730万 -188万
変動金利 金利が変らない時
35年 金利0.975%➡支払い総額3542万
10年固定金利の場合
初めの10年金利1.15%。残りの25年1.7%
➡支払い総額3820万円
フラット35の場合 35年金利1.29%➡支払い総額3730万円
※ 変動金利の例は、金利が上がらない前提で考慮しています。
一般に景気が悪い間は上がらないだろうと言われています。
以上のように、短期固定ローン10年は最も割高になる事がわかります。
ほとんどの銀行の短期固定金利は、
当初の優遇期間だけの金利を打ち出して住宅ローンにつなげようとするため、優遇期間終了後の金利は小さく書いてあります。
下表は金利の推移のグラフです。
オレンジの線が変動金利です。
平成8年から20年間、金利は上がっていません。
一般的に景気が悪い時は金利は上がらないと 言われてます。
しかし、この先の金利の推移は誰もわかりません。