これから注文住宅を建てるなら、快適な生活を過ごしたいと誰しも考えますよね。
その際、寒い季節を乗り越えられるようにしないと、快適な生活の実現は難しいです。
そこで今回は、注文住宅のお部屋が寒くなってしまう原因と寒さ対策で欠かせない3つの要素についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□注文住宅のお部屋が寒くなってしまう原因とは?
ここでは、注文住宅のお部屋が寒くなってしまう原因についてご説明します。
1つ目の原因は、窓から熱が逃げてしまうからです。
どれだけ、壁や天井に断熱材を入れたとしても、窓の断熱を怠ると、暖まりにくい住宅になりがちです。
なぜなら、暖かい空気のおよそ58パーセントは、窓から逃げていくからです。
また、日本ではアルミサッシを採用した窓が多く、アルミは熱伝導率の高い性質を持つため、それが窓から熱が逃げやすい原因の1つだと考えられるでしょう。
2つ目は、玄関から冷気が侵入するパターンです。
玄関は、意外に見落とされがちですが、頻繁に人の出入りが行われるため、冷たい空気が室内に侵入しやすい場所です。
特に、玄関とリビングの間に仕切りがない間取りだと、冷気が侵入しやすいので、暖房器具の効率はあまり良くないです。
寒さ対策する際は、玄関から侵入することも、頭に入れておくと良いでしょう。
□寒さ対策で欠かせない3つの要素をご紹介!
続いては、寒さ対策する上で、欠かせない3つの要素についてご紹介します。
1つ目の要素は、「高断熱」です。
寒さ対策する上では、これを抜きに語ることができないほど、欠かせない重要な要素です。
高断熱の住宅は、室温だけでなく、体感温度や表面温度を一定に保ちやすいのが特徴です。
そのため、部屋ごとの温度差が少なく、過ごしやすい空間を実現できるでしょう。
2つ目の要素は、「高気密」です。
高断熱と同等以上に大切なのが、高い気密性です。
気密性が低い住宅は、隙間が多く外気温の影響を受けやすいので、夏は暑く、冬は寒い住宅になってしまいます。
また、結露が発生しやすく、住宅の劣化を早める原因にもなるので、高気密化も大切な要素と言えるでしょう。
3つ目の要素は、「適切な換気」です。
断熱・気密と換気は、切っても切り離せない関係にあります。
なぜなら、適切な換気が行われないと、室内の空気がよどんでしまう原因になるからです。
換気性能が直接寒さ対策になるわけではありませんが、欠かせない要素であることに違いないので、その点を押さえておくようにしましょう。
□まとめ
今回は、注文住宅のお部屋が寒くなってしまう原因と寒さ対策で欠かせない3つの要素についてご紹介しました。
注文住宅の寒さ対策でお困りの方は、ぜひこれらの情報をお役立てください。