住宅づくりをする上で、意外と疎かにされがちなのが窓です。
しかし、我々の想像以上に、窓は住宅において、重要な役割を担っています。
そこで今回は、注文住宅における窓の重要性と窓の決め方、そして注意点についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□住宅における窓にはなぜ重要な役割があるのか?
ここでは、窓にはどのような役割があるのかについてご説明します。
住宅における窓には、屋外と室内をつなぐ役割があります。
そのおかげで、太陽の光や風を室内に取り込んだり、逆に室内の空気を屋外に放出できたりします。
住宅に窓がなければ、屋外と室内が完全に遮断された状態になるので、光や新鮮な空気が入ってくることがありません。
そのような状態は、健康面でもあまり良い環境とは言えないでしょう。
しかし、窓は、屋外の温度や周囲の騒音を伝えやすい箇所でもあります。
また、花粉やウイルスなどの本来室内に侵入させたくないものまで入ってくることもあるでしょう。
そのため、住宅の快適さを求めるなら、窓にこだわる必要があるのです。
では、どのような点に気を付けて窓を決めれば良いのでしょうか。
次の項目で、注文住宅の窓の決め方とその際の注意点についてご紹介します。
□注文住宅の窓の決め方と注意点をご紹介!
上記でも説明したように、住宅における窓の面積は、増やせば増やすほど良いというわけではありません。
ここでは、採光や風通し以外に、窓の配置を決める際のポイントについてご説明します。
1つ目は、建物の耐震性能に影響しないかという点です。
窓の面積を広げてしまうと、その分耐震性能が下がってしまうというデメリットがあります。
どれだけ地盤の強い土地に建てたり、基礎部分の耐震性能を高めたりしても、窓の設置場所が悪いと、総合的な耐震性能は低下します。
特に木造住宅は、柱の位置が少し変わるだけでも住宅の強度に影響を与えるので、注意しましょう。
2つ目は、防犯面を考慮しているかという点です。
窓は、外壁を壊すよりも簡単に割れるので、泥棒や空き巣の侵入経路になることが多いです。
風通しを優先するために、人目に触れない場所に窓を設置してしまうと、空き巣被害に遭う確率が高まります。
このような場所に設置する場合は、割れにくいガラスを採用したり、侵入しにくいように格子を取り付けたりすると良いでしょう。
□まとめ
今回は、注文住宅における窓の重要性、窓の決め方と注意点についてご紹介しました。
窓は、住宅の快適性に直結するほど、重要な部分であることが分かりました。
注文住宅をお考えの方は、ぜひこれらの情報を参考に新居の窓を決めてみてはいかがでしょうか。