「呼吸する家…」「木の呼吸」
昨今、工務店などでよく目にするキャッチコピーですが、
まるで木材が息を吸ったり吐いたりと呼吸しているかのような印象を与えます。
この「木が呼吸をする」というのは木が製材された後でも湿気を吸ったり吐いたりして
湿度を調整していることをさしています。
何も塗装していない木材が伐採してすぐに大きく反ったり、割れたりするのはそのためです。
家は何らかの建築的な工夫がないと
室内の空気が湿り過ぎたり乾き過ぎたりして
快適に過ごすことができなくなってしまいます。
木材のように吸放湿性のある材料で内装すると、湿り過ぎていれば余分な水蒸気を吸って
室内の湿度を下げ、乾き過ぎていれば水分を放湿して室内の湿度を上げてくれるので
湿度の変動が小さくなる調湿効果が期待できます。
しかし、木箱のような家に住むことはできません。
木の力だけで理想的な湿度を維持することも難しいです。
また、木材を上回る吸放湿性をもつ内装用建材も存在します。
大切なのは住まいに調湿機能が
しっかりと備わっていることです。
センクスタイルでは調湿や消臭効果に優れた
土壁の機能をもった「モイス」という素材を壁材に使用しています。
このモイスは空気中の湿気を吸ったり吐いたりして、
結露やカビの発生を抑制し快適で健康に暮らせる住まいを実現できます。
詳しくは双日建材株式会社の天然壁材「MOISS(モイス)」の公式サイトをご覧ください。
モイスについてはコチラ
今回は木のちょうどいい湿度についてご説明いたしました。
ぜひ家づくりの参考にしていただければ幸いです。