みなさんは木のイメージといえば、どのようことを抱かれているでしょうか。
「温かい」「自然」「安全」「肌触りが良い」「心地いい」など…
このようなイメージを抱かれる方が多いのではないでしょうか。
今回は「木」特有の性質「ちょうどいい硬さ」についてお伝えします。
木は「硬い・軟らかい」のちょうどいい中間で、鉄やコンクリートに比べて軟らかく、布やスポンジと比べて硬く、この硬くも軟らかくもない「ちょうどいい硬さ」が床の歩き心地にとても影響しています。
石やコンクリートの上を歩くとき、床の反発力は脚へ衝撃となり関節にかかる負担は大きくなります。
また、じゅうたんの上を歩くときは脚への衝撃はじゅうたんが吸収しますが、その分、筋肉を使って踏ん張らなければなりません。
しかし、ちょうどいい硬さを持つ木の床は硬すぎず軟らかすぎず、ちょうどいい歩き心地となります。
詳しく説明すると、木の床の上で跳んだりすると力を受けた床の表面の木材組織が変形して体への衝撃を緩和します。
【イラスト①参照】
さらに床板を支える横木が適切な間隔で配置されていると、床板自体がバネのように適度にしなることによって衝撃を吸収してくれる効果が期待できます。【イラスト②参照】
身近なものでいえば、体育館や武道場の木の床はちょうどいい硬さで、激しい運動でもケガをしにくい安全性を確保しているというわけです。
センクスタイルの床材では無垢のフローリングが標準仕様となっており、歩きやすい硬さと転んでもケガをしにくい軟らかさが特徴です。
「お子さんの成長も高齢者の安全もしっかりと優しく見守ってくれる…」
それがセンクスタイルです。
今回は木のちょうどいい木の硬さについてご説明いたしました。
ぜひ家づくりの参考にしていただければ幸いです。